おっさんが、日々胸毛の良さを荒んだ世の中に広めるサクセスストーリー。

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恥ずかしい話
田舎に居る時は都会の空に星が無いなんて信じていませんでした

田舎では、月の明るい夜に外で本が読めるほどでした

学校で遊びすぎて帰りが遅くなった冬の夜

少し町から離れると

まるで昼間のような明るさの景色

しかし紛れも無くそれは夜で

音も無い、ただ月の光だけが影をつくるほそい道を帰りました

普段は気にしない遠い山々がそのときだけは嫌になるくらいの自己主張

私が山を見ているのではなく

月と山だけが私を物珍しそうに眺めているような

そんな感じがしました

そんな日は決まって

太陽と月

お嫁さんにするなら月のほうがいいかなとか

とりとめもない妄想に浸りながら

寒さも忘れて

自転車を漕いで帰っていました


仕事が終わって駅から家までのほんのわずかな道のりで

星が見えないのっぺりとした空を眺めながら

空もずいぶん近くなったもんだなと思いつつ

自分が大きくなったから空も近く思えるのかと妙に納得します

空が落ちてきたようだとどこかの誰かが言っていました

夏の夜に意味も無くぬるい空気をかきわけながら

月明かりと落ちてきそうなほど鈴なりの星の下を歩いていました

一つだけある街灯の下に行くと

自分が夜に居るということを思い出すほど

そこだけ暗くて

急に何かが襲ってくるような

不安な気持ちになりました

今はもう

あのまぶしい夜を歩けないけれど

のっぺりとした夜に千鳥足で歩くのも

そう悪いものではないと思った

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